スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2022.07.18 Monday
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
JUGEMテーマ:会社
7月24日はテレワークデイだった。名だたる企業が参加し今後一層在宅勤務の気運が高まっていくのが感じられる。
さて私の会社でも在宅勤務は2年前から導入しており、今回のテレワークデイに参加し、一斉に200名近くが在宅勤務という試みをおこなった。しかし、私は電話対応がメインの業務のため普段通り出社した。
今日は在宅勤務が「出来ない人」にとってテレワーク制度が果たしてメリットがあるのかどうかを考えたい。
どんなにいい制度が揃おうが、利用する機会が平等になるよう経営側が働きかけようが、業務によって制度を利用できる対象にバラツキが出ることは避けられない。
今回の在宅勤務制度もそうである。
例えば私の会社の場合は電話対応がメインの業務はモロに対象外だ。会社によっては在宅でも電話可能、というところもあるかもしれないが私の会社の場合はそれはNG。
「な〜んだ、テレワークってこんなに大々的に言うけど、在宅出来る人だけが得しているんじゃないの」と拗ねながら出社したのだが(笑)意外なメリットがあった。
メリットその1「自分の仕事ができる」
まず在宅勤務者が増加するとそれだけ出社する人が減るのでかかってくる電話が減る。それは劇的に。
これは私の会社が基本在宅での電話がNGだからなのだが、普段日に20件くらいかかってくる社内の電話が、テレワークデイでは5件くらいだった。そうすると、当然ながら自分の仕事が捗り、むしろ在宅勤務勤務の人の方がすぐに問い合わせが出来ずにもどかしい思いをしていたのではないだろうかと思う。
普段の私は照会対応をしながらルーティンもこなしているので、大概電話により仕事が中断され、そこにかなりストレスを感じていた。
「電話が鳴らない机・・なんて穏やかなのだろう」。この日の私から発せられたオーラは近くに植木鉢でも置いたら花が咲き乱れるディズニーのワンシーンを再現できるのではないかとすら思える程の穏やかさだった。(白雪姫的な?)
今後も大々的なテレワークデイを実施もらえれば、仕事の棚卸しが出来るのでぜひともまた行ってほしい。
メリットその2「不躾な依頼が断りやすくなる」
在宅組は基本電話は出来ないので、何か依頼するときはメールがベースになる。その中には時々失礼な依頼もある。(笑)
私は気が小さいので、不躾な依頼でも口頭で頼まれるとつい断れず渋々承諾することが多いのだが、その場にいないとなれば依頼も断りやすくなるというものだ。
おまけにガラーンとしたオフィスではすっかり出社している人たちと一体感が生まれているので、そうした失礼千万な依頼は皆でこき下ろしてやり、いいストレス発散となる。もちろん何でもかんでも断ることを推奨しているわけではなく、理不尽な頼みは在宅組からだと断りやすくなるということだ。
メリットその3「在宅組に気をつかってもらえる」
テレワークデイのときに私は出社したのだが、後日「私たちがいない間にそちらに問い合わせが流れなかった?」と色々な人に声をかけてもらえた。
なにせ同じ部署でも3分の2以上が在宅勤務だったため、電話が殺到し収拾がつかなくなるのではないかと不安だったのだが、「メリット1」の通り問い合わせ自体が少なかったので杞憂に終わった。
でも、そうして声をかけてもらえるというのは大変気分がいいものだ。
以上、在宅勤務が出来ない人にとってもテレワークデイはメリットがあるというお話でした。
■テレワークを使う人へのアドバイス
当然のことだが、会社にいないからこそ連絡はこまめにして、出勤する人への配慮を忘れないことが大事。
あと意外とあなどれないのがITインフラ。特に一斉に在宅勤務する時は回線が集中するので早めにログインするなど工夫を。勤務開始時刻になってもネットが不接続だと労働時間にカウントされないこともあるので、事前にネット環境は確認しておこう。